ふるさと納税の上限 計算2026
令和8年の改正で、上限が下がる人がいます
↓ 源泉徴収票の数字を入れると、あなたの上限が分かります(入力は送信しません)。下がるのは一部の年収の人だけです。
上限を計算する(会社員の人)
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くわしく知りたい人へ
令和8年の改正で何が変わる?(年収別の表)
| 項目 | 令和8年分(2026年の寄附) |
|---|---|
| 住民税の基礎控除 | 43万円のまま(地方税法 第34条) |
| 住民税の給与所得控除の最低保障 | 65万円→74万円(令和9年度分の住民税から、東京都主税局)。変わるのは給与の年収がおよそ220万円以下の人 |
| 所得税の基礎控除 | 合計所得489万円以下は104万円など、引き上げ(国税庁 No.1199)。年収およそ475万〜665万円の人は68万円→104万円 |
| 上限の土台(住民税の所得割の20%) | 給与が220万円を超える人は、ほぼ変わらない |
| 住民税の特例分の割合 | 所得税の基礎控除が上がった分だけ、判定に使う額が下がり、区分が下がる人がいる(地方税法 第37条の2 第11項)。区分が下がると割合が上がり、上限が下がる |
年収別:令和7年分のルールと令和8年分の上限の目安(独身・社会保険料は年収の15%)
5万円刻みで計算すると、上限が変わるのは、年収およそ130〜215万円(給与所得控除の最低保障の引き上げと税率の区分の変化)と、およそ480〜525万円(税率の区分が10%→5%に下がる)でした。ほかに、税率の境目に近い年収(675万・1,120万・1,360万円付近など)で下がることがあります。家族構成や控除で、影響のある年収はずれます。
| 年収 | 令和7年分のルール | 令和8年分 | 差 |
|---|---|---|---|
| 200万円 | 約15,310円 | 約13,222円 | −2,088円 |
| 300万円 | 約28,267円 | 約28,267円 | 0円 |
| 400万円 | 約42,167円 | 約42,167円 | 0円 |
| 500万円 | 約61,029円 | 約57,480円 | −3,549円 |
| 600万円 | 約77,322円 | 約77,322円 | 0円 |
| 700万円 | 約108,208円 | 約108,208円 | 0円 |
| 800万円 | 約129,766円 | 約129,766円 | 0円 |
| 1000万円 | 約177,194円 | 約177,194円 | 0円 |
| 1200万円 | 約236,376円 | 約236,376円 | 0円 |
独身、社会保険料は年収の15%、ほかの控除なしの計算値です。家族構成や控除で変わります。
源泉徴収票のどこを見る?
- 支払金額:給与の年収(額面)。今年分は、去年の額に今年の昇給・賞与の変化を足し引きした見込みで。
- 社会保険料等の金額:健康保険・厚生年金・雇用保険(・iDeCoの天引き分)の合計。
- 生命保険料の控除額・地震保険料の控除額:所得税の控除額です。このページで住民税の額に換算します(生命保険は概算)。
- 控除対象配偶者の有無・控除対象扶養親族の数:家族の欄に入れます。
令和8年分の源泉徴収票は、12月の年末調整のあとに届きます。寄附の期限(12月31日)には間に合わないので、去年の票と今年の給与明細から見込みます。
よくある疑問
令和8年の改正で、上限は下がりますか?
人によっては下がります(独身の例で、年収およそ480〜525万円は約6%、ほかの控除との組み合わせでは10%を超えることも。年収220万円以下は所得割そのものも下がります)。住民税の特例分の割合は「住民税の課税総所得金額−人的控除差調整額」の区分で決まり、人的控除差調整額には「所得税の基礎控除のうち48万円を超える分」が入ります(地方税法 第37条の2 第11項)。令和8年分は所得税の基礎控除が上がるので、この判定額が下がり、所得税の税率の区分が下がる人は上限が下がります。
去年と同じ額を寄附すると、損しますか?
上限ぎりぎりまで寄附していた人は、自己負担が2,000円を少し超えることがあります。上の計算で「寄附する予定の合計」を入れると、目安が出ます。
また、確定申告をする場合、所得税の税率の境目(課税所得195万・330万・695万・900万円など)のすぐ上にいる人は、寄附の控除で下の税率に移るため、上限ちょうどの寄附でも自己負担が2,000円を超えます。高い年収では数万円になることもあります。ワンストップ特例では、所得税の分も住民税から区分の割合で差し引かれるので、上限内なら2,000円の見込みです。このページは両方を出します。
いつまでに寄附すれば、今年分になりますか?
その年(1月1日〜12月31日)に支出した寄附が、その年分の対象です(国税庁 No.1150)。年末は、決済の方法や受付の締め切りが寄附先・ポータルごとに違います。早めに確かめてください。
ワンストップ特例と確定申告、どちらですか?
確定申告が不要な給与所得者などで、寄附先が5団体以内なら、ワンストップ特例が使えます。確定申告をするとワンストップ特例の申請は無効になるので、医療費控除や住宅ローン控除の1年目などで確定申告をする人は、ふるさと納税も申告に含めます(国税庁 No.1155)。ワンストップ特例のときは、所得税の分も翌年度の住民税から差し引かれます(国税庁)。
住宅ローン控除・医療費控除・iDeCoがあると?
医療費控除・iDeCoは所得控除なので、住民税の所得割が減り、上限も下がります。このページの入力欄に入れてください。住宅ローン控除は税額控除です。上限の20%は住宅ローン控除の前の所得割で計算する(地方税法 第37条の2 第11項)ので、上限そのものは下がりにくいですが、所得税が0円になる人は、所得税の分の控除を受けきれず自己負担が増えることがあります。このページでは計算していません。ワンストップ特例(住宅ローン控除の2年目以降は年末調整で受けられます)なら、所得税の分も住民税から差し引かれます。
上限を超えて寄附したら?
超えた分も、所得税の控除と住民税の基本分(10%)は効きますが、特例分が上限で止まるので、超えた分の大半(8割前後)が自己負担になります。寄附そのものが無効になるわけではありません。
副業がある・個人事業主です
「給与以外の所得」に、副業の利益(売上−経費)を入れると、合計所得に足して計算します。事業所得が主な人は、このページの前提(給与の人)からずれるので、目安として見てください。副業で確定申告をする人は、ワンストップ特例は使えません。
同じサイトの計算:年収の壁2026の計算(バイト・パート・会社員の減税)/報酬の源泉徴収の計算
出典
- 地方税法 第37条の2(寄附金税額控除。特例控除額の上限と割合、人的控除差調整額)、第37条(調整控除)、第34条(住民税の所得控除)、附則第5条の6(割合の表):e-Gov法令検索
- 国税庁 タックスアンサー(令和8年4月1日現在法令等):No.1155 ふるさと納税、No.1150 寄附金控除、No.1199 基礎控除、No.1410 給与所得控除、No.2260 所得税の税率
- 東京都主税局:個人住民税(令和9年度分の給与所得控除、寄附金税額控除、生命保険料・地震保険料控除)
- 総務省:ふるさと納税ポータル「税金の控除について」